【初心者向け】「家を買うには何から始める?」不動産購入の流れ
この記事では、新築戸建や中古マンションなどの不動産購入について、初心者の方にもわかりやすく説明しています。
はじめて不動産購入をする場合、何から始めればいいかわからない…そんな方に役立つ記事です。
情報収集
失敗しない不動産購入のためには、まず最初に「情報収集」が大切です。
- どこに住むか
- どんな家がいいか
- どの会社に頼むか …など
など、不動産購入には決めなければいけないことがたくさんあります。
それぞれ自分に合った判断ができるよう、しっかりと情報収集をすることをおすすめします。
現在は、さまざまな情報発信サイトやSNSなどで手軽に調べることができます。
また、身近な人からのリアルな情報や経験談も役に立つでしょう。
希望を明確にする
情報収集の次のステップは、その中から何を選ぶかを決めて行くことです。
- 物件種類
- 一戸建てかマンションか
- 中古住宅か新築か
- 注文住宅か建売・分譲住宅か…など
- 会社選び
- ハウスメーカー
- 地域密着型不動産会社
- 地元工務店 …など
- 予算(資金計画)
- エリア
専門知識のある不動産会社や建築会社に話を聞いたり、より多くの情報収集をしていく中で、自分のニーズを最適化していきましょう。
資料請求・物件見学など問い合わせ
フリーペーパーやネット上にある情報は限定的です。
ネットなどには掲載されていない物件もあり、実際に問い合わせをすると教えてもらえたり、見せてもらえたりすることもあります。
掲載されている物件でも、写真で見るのと実際に見てみるのとでは大きく印象が違う場合があります。
気になる物件や、会社にはまずは積極的に資料請求や内覧希望の問い合わせをしましょう。
また、問い合わせへの対応も、会社選びの判断材料になります。
購入申し込み
自分の希望に合う物件が決まったら、購入申し込みを行い購入の意思を示します。
内容は不動産会社によって異なりますが、売買価格や引渡し時期等の条件が記載されます。
売主から、その条件で売りますという意思を得られたら、不動産売買契約に進みます。
人気の物件はすぐに申し込みが入るので、タイミングもポイントになります。
住宅ローンの事前審査(仮審査)
住宅ローンを借りる場合は、不動産売買契約の前に住宅ローンの事前審査(仮審査)が必要です。
通常数日で結果が出ることが多いですが、場合によってはもっと長くかかったり、審査が通らないといったこともあるため、できるだけ早めに準備を行うことをおすすめします。
売買契約
「重要事項説明書」の後に「不動産売買契約書」を読み合わせ、署名・捺印を行います。
不明点があれば質問し、説明を受けましょう。
売買契約のタイミングで手付金や仲介手数料を支払います。
住宅ローンの本申込・本契約
売買契約が完了したら、住宅ローンの本申込を行います。
金融機関による本審査に承認されれば、金融機関との契約(金銭消費貸借契約)を締結します。
審査に必要な書類や諸費用も事前にしっかり確認しておきましょう。
残金決済・引き渡し
残金決済で売主へ物件の残代金を支払ったら物件の鍵を渡され、物件の引き渡しが行われます。
また、残金決済においては司法書士によって不動産の所有権移転(新築の建物は所有権保存)登記が行われます。
引越し・入居
決済と引き渡しが終わったら、いよいよ入居となります。
中古物件のリフォームやリノベーションを行う場合は、工務店などを探して依頼しましょう。
不動産会社が紹介してくれる場合もあります。
また、3〜4月など引越し業者への依頼が集中する時期もあるので、早めに準備を進めましょう。
確定申告
住宅ローンを利用した場合は、住宅ローン控除を受けることができます。
住宅ローン控除とは、住宅ローン利用者を対象に「所得税を控除」する制度です。
控除を受けるためには、家を買った翌年に確定申告をする必要があります。
事前に書類などの準備をして、忘れずに行いましょう。
まとめ
今回は、「家を買う流れ」についてご説明してきました。
多くの方が初めての経験となる不動産購入。
人生の中で最も大きな買い物と言ってもいい不動産購入ですが、わからないことだらけで不安になることもあるかと思います。
まずは全体の流れを把握して、しっかりと情報収集をすることから始めましょう。
また、進んで行く中で、あなたがわからないことや不安なことに、真摯に対応してくれる不動産会社を見つけることも、成功への第一歩となります。